Terminalを使ってBathyScaphe(r1659以降)をビルドする

r1659 でworkspaceを用いたMakefileに更新されました
このMakefileを使ったmakeでのBathyScapheのビルド方法を解説します


まず、BathyScapheはDeveloper IDでコードサインされていますが、普通の人はそんなの持ってませんのでこれを無効化します
そのために次の内容のファイルをProject.xcconfigとしてプロジェクトディレクトリに保存します

CODE_SIGN_IDENTITY =


最後に次のコマンドを実行します

XCODE_XCCONFIG_FILE=Project.xcconfig make

あるいは次の一連のコマンドを実行します(bash

export XCODE_XCCONFIG_FILE=Project.xcconfig
make


驚きの2ステップ!


BathyScapheは以下のディレクトリに生成されます

 /Users/*your_account*/Library/Developer/Xcode/DerivedData/BathyScaphe-xxx/Build/Products/Release/BathyScaphe.app

BathyScaphe-xxx の xxx はアルファベットの羅列です



でじゃぶ?



頻繁にTerminalからBathyScapheをビルドする、かつDeveloper IDを持ってない、かつProject.xcconfigの設定がほかのプロジェクトをジャマしないという人はXCODE_XCCONFIG_FILEの設定をシェルの初期設定ファイルに記載しても良いでしょう

ってそんな人おるんか?w